名刺交換で第一印象が決まってしまう？！正しい名刺交換のマナーとは
人事異動や転勤などで新年度になると挨拶まわりが活発に行われますが
その際の名刺交換は正しく出来ていますでしょうか？
名刺交換がまだ慣れていない新入社員の場合はぎこちない動きでも、ある程度
マナーが守られていれば初々しさもあり許せるでしょう。
しかし、ある程度の年齢で間違った名刺交換をされている方に遭遇したときは
この人に仕事をお願いしても大丈夫だろうか？さらには会社として社員教育が
出来ていない所とお付き合いしてトラブルにならないかなど不信感すら
抱く場合もあります。名刺交換のマナーを知らない、もしくは教わる機会が
無く間違っている事すら気付いていないのでしょう・・・
そこでマイナスイメージにならないようにするために名刺交換のマナーを
ご紹介します。
スポンサードリンク
ほとんどの場合名刺交換は初めて会う方とやり取りをすることが多いと
思いますが、役職や担当する部署名が変わった時や、オフィスが移転した場合、
更には社名変更があった際にも行います。
実際お付き合いしていた会社さんで、部署内のメンバーも変わらずほぼ毎年
事業部名が変更になり毎回恒例のように名刺をいただいていました。
名刺とは？
名刺には会社名、姓名、役職、住所、電話番号、メールアドレス、部門名、
事業内容等書いてあるのが殆どでしょう。
では名刺とは、なんであるか考えたことがありますか？
簡単に言うと名刺とは自分を知ってもらうための情報カードです。
しかし名刺交換の際にマイナスイメージを与えてしまっては自分を
知ってもらうどころか違う意味で駄目な会社のイメージやマナーの
なっていない自分を知らしめることになってしまいます。
より良いコミュニケーションのために好感度の高い名刺交換を心がける必要が
あります。
名刺を渡す順番などはどのようにするのが正しい？
名刺交換をする際に自分から渡すべきか、または受け取ってから渡すべきか
以下のようにまとめてみました。
●訪問した側から差し出す。
●目下の物から目上の方に差し出す。
●名刺を渡す相手が複数いる場合は、上位者から渡す。
※自分に近い順から渡すと失礼にあたるので注意が必要です。
名刺の渡し方と受け取り方
名刺の渡し方や受け取り方にもマナーがあります。
基本的な受け渡しについてご紹介します。
1. 名刺入れから名刺を取り出す
2. 名刺入れの上に相手方が受け取りやすいように名刺をずらして置き
「会社名・部署名・名前（フルネーム）と申します」と言った後
両手で名刺を差し出す。この時相手の目を見て差し出しましょう。
相手方も名刺を差し出している場合は右手で名刺を差し出し左手で相手方の
名刺を受け取ります。
3. 左手で名刺を受け取った場合はすぐに右手を添えます。
4. 名刺を受け取ったら「頂戴します」と言って礼をします。
受け取って相手方の名前が聞き取れなかったり読めなかったりした場合は
その場で確認しておきましょう。
スポンサードリンク
名刺交換での注意点
名刺交換をする際に気を付けておきたい注意点をいくつかご紹介します。
●名刺は名刺入れから取り出します。
財布やスーツのポケットから取り出すことは見た目にも良いとは言えません。
また、手帳から時々取り出す方もいますがこちらもＮＧです。
●シワや汚れのある名刺を渡さない。
●座ったままやテーブル越しに名刺交換をしない。
●受け取った名刺のロゴや文字の上に指を置かない
●相手方の目の前で受け取った名刺にメモなどを書き込まない。
その他
商談で名刺交換をしたら名刺はしまわずに着席後、テーブルの上に名刺を置きます。
特に複数人と名刺交換し商談となった場合、相手方の名前や役職を間違えない為にも
名刺を並べておきましょう。名刺は商談後に名刺入れにしまいます。
会社に戻ってから名刺に日付や情報をメモしておくと後で何かと役に立ちます。
まとめ
正しい名刺交換で相手方に良い印象を与え新たなビジネスチャンスにつなげましょう。
注意点でご紹介した内容は実際に私が過去に経験したことを書いてみました。
意外にも財布から名刺を取り出す方や汚れた名刺を渡す方は結構多い気がします。
一番驚いたのは渡した名刺にその場でフリガナを書き込まれたときです。
ついでに日付も書いてましたよ。
