卵のサイズS、M、L、LLの違いは?タマゴが夏場水っぽいのはなぜ?
卵料理と言えば????
卵かけご飯、卵焼き、目玉焼き、オムレツ、かつ丼など・・・
また、お菓子やパンなど殆どの料理にタマゴが使われ
毎日の食事には欠かせませんよね!!
消費量の多い卵ですが、スーパーの特売を忘れたときは少し損した
気分になるのは私だけでしょうか???
ところで売られている卵にはSやMなどのサイズ表記がありますが
その違いってご存知でしょうか?
また、賞味期限や夏場のタマゴが水っぽい理由もご紹介します。
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卵のサイズS、M、L、LLの違いは?
卵には大きさのサイズとしてS,M,L,LLと区別され販売されていますが
その違いについて考えたことありますか?
卵のサイズの違いは産むニワトリが生後4~5カ月の場合Sサイズのタマゴを産み
生後6か月~12か月のニワトリはMサイズのタマゴを産みます。
そうです!!若いニワトリが産む卵はSサイズでだんだん歳をとると
卵管のサイズが太くなり大きな卵を産みます。
Lは生後10か月~2年ですが、ニワトリの卵管にも個体差がありLLサイズに
限っては1年半以上で産むニワトリもいます。
夏場のタマゴが普段のタマゴより水っぽい?
夏の暑い時期には毛におおわれているニワトリも夏バテし食欲が落ちると
共に卵のサイズが小さくなり産卵率が落ちます。
さらにニワトリも人間同様に夏場は大目に水分を取り産まれてくる卵は
普段のタマゴと違い少し水っぽくなります。
品質には問題はありませんが多少味は劣ります。
また、食欲が落ちることによってカルシウムの摂取量も減り殻も薄くなります。
こちらも品質には問題はありません。
では冬場はどうでしょうか?本来であれば日照時間が短くなり産卵率は
落ちますが養鶏場では照明で日照時間が管理され暖房も完備されているので
ニワトリにとっては快適な状態が保たれている為、夏場のような卵の
変化はありません。
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卵の賞味期限!過ぎたら食べられないの?食べても平気?
卵にはサルモネラ菌が付いている場合があり、保存状態によっては
繁殖し食中毒をおこします。だからといって、卵を洗ってから保存するのは
絶対にやめましょう。卵の表面には目には見えない呼吸するための気孔という
穴があいています。水洗いをしてしまうと気孔が塞がれ、そこから雑菌が
入り込み卵が腐りやすくなります。
買ってきた卵は10度以下で保存しましょう!!
卵の賞味期限は生で食べられる期限を指しているので
しっかりと加熱調理すれば賞味期限を過ぎていても問題はありません。
食べないほうが良いと判断する目安として、卵は鮮度が落ちると白身がサラサラの
水のようになるのと黄身の盛り上がりが無くなります。
そのような場合は鮮度が落ちていると判断できるので加熱しても食べないほうが
良いです。
まとめ
海外では生卵を食べる習慣は殆どないようです。それは生で食べる習慣が
元々ないことと、さらに生で食べることが危険とされているからです。
日本では衛生管理が徹底されているおかげで卵かけご飯やすき焼きなど
生卵が安心して食べられます。これも食文化の違いによる日本が世界に
誇れる食の安全の一つですね。